~趙理事長が続投、業界の難局突破へ決意新たに~
2025年6月4日、埼玉県遊技業協同組合(埼遊協)は、さいたま新都心のホテルブリランテ武蔵野にて、年に一度の通常総会を開催しました。
冒頭、趙顕洙理事長は挨拶で、「人々の行動様式が活発化し、パチンコ業界ではスマスロが活況を呈しているが、業界全体の盛り上がりにはまだ課題がある」と現状を分析。また、「設備投資が経営を圧迫し、県内でも閉店が相次いでいるが、埼玉は全国5番目の店舗数(318軒)を誇る。今期も皆さんとともにこの難局を乗り越えていきたい」と、力強く意気込みを語りました。
総会後に開催された理事会では役員改選が行われ、趙氏が理事長として再任されました。
「気が引き締まる思いです。引き続き全力で取り組みます」と語った趙理事長。
続く祝賀会には、業界関係者や来賓を含め総勢150名が参加し、盛大に執り行われました。
ご来賓として、
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阿部理事長(全日遊連)
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中村会長(全商協)
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大饗理事長(回胴遊商)
のほか、多数の関係者が出席し、それぞれから業界への激励の言葉が贈られました。
また、埼玉県警察本部生活安全部の橋本昭文部長も来賓として登壇。健全営業に資する広告・宣伝運用、のめり込み・依存防止策、違法事案への対応について講話があり、「パチンコが身近で健全な娯楽として、より県民に親しまれることを期待する」と述べられました。
祝賀会場では、特別表彰も行われました。『マルハン清河寺店』(さいたま市)の従業員が、5月に店舗駐車場で車内に取り残された児童を発見し、適切に保護した功績が認められ、趙理事長より表彰状が贈呈されました。
店舗併設の飲食店にいた父親に冷静に対応したその行動は、多くの参加者に深い感動を与えました。
最後は、副理事長による締めの挨拶で、総会から祝賀会まで一連の行事は滞りなく閉会しました。